【タイヤの空気入れはどこでできる?【無料・セルフ・有料】場所別サービスと料金徹底比較‼
ハウツー
「クルマは日ごろのメンテナンスが大事です!」と教習所の教本にも書いてありますよね。オイルチェックはもちろん、テールランプの球切れ、そしてタイヤの空気圧。
オイルチェックはたいていの場合はエンジンルームを開け、オイルレベルゲージを確認。球切れはただ見ればわかりますね。しかし、空気圧は手ぶらで確認できるものではありません。なので、メンテナンスの基本の空気圧ですが、最後にいつチェックしたか覚えてない人も多いのではないでしょうか。
今回は、空気圧のチェック方法を紹介します。
目次
タイヤへ空気を入れるための方法と費用
それでは、どこでタイヤの空気をチェックしたり入れたりできるのでしょうか。
以下3点の方法があります。
ガソリンスタンド
ディーラー・整備工場など
携帯用空気入れを用いる
基本的には無料なことが多いですが、場合によっては作業代がかかることもあります。事前に確認しておくとよいでしょう。後述しますが、マメな空気圧チェックが推奨されています。苦手意識を持たずに、気軽にチャレンジできるように少しずつ習慣化していきましょう。
■【無料・手軽】ガソリンスタンド
ガソリンスタンドで空気圧を確認・補充する方法です。一般的に、ガソリンスタンドは2種類に分けられます。「セルフサービス式」と「フルサービス式」です。
自分で給油するタイプを「セルフ」と言います。それに対して、店員に油種と給油量を伝え給油してもらうタイプが「フルサービス」です。
ガソリンスタンドにはたいてい、空気入れが置いてあります(後述)。
「フルサービス」の場合は、給油を注文する際に空気圧チェックと補充をお願いすればOKです。この時、タイヤの指定空気圧を伝えることになりますので、事前に調べておきましょう。空気圧をチェックし、補充するという目的を果たすのであれば、この方法が最も手軽だと言えます。器具も知識も不要ですので、
「セルフ」の場合は当然、これも自分自身でやる必要があります(混雑状況次第では店員さんに言えば助けてくれるかもしれません)。給油機から離れた作業スペースで空気入れを借りて作業をしましょう。
■【初心者も安心】カー用品店・タイヤ専門店
大手カー用品店などでは、愛車無料点検サービスを展開している場合もあります。お出かけ前にタイヤ空気圧を含む12項目を無料で点検してもらえます。予約不要の場合もありますが、ウェブ予約もあるので、活用しましょう。
ガソリンスタンドは「ガソリンを入れるついで」ができるのが魅力ですが、しっかりとプロに見てもらえる機会としてはなかなか手軽ではないでしょうか。
カーポートマルゼン実店舗(大阪本店・埼玉本店・西宮店・枚方店・東大阪店)では、タイヤをご購入いただいたお客様に無料点検サービスを展開しています。窒素(チッソ)でのエア圧チェックが特長です。窒素ガスを入れるメリットは、乗り心地や燃費の向上、空気圧の安定などが見込まれます。一部のスポーツカーやレースカーも窒素ガスでの充填がされています。
■【定期点検と同時に】自動車ディーラー
クルマを購入したディーラーや同じメーカー・系列のディーラーに持っていくという方法もあります。空気圧だけを目的に行くのも可能ですが、定期点検時にまとめてチェックしてもらっているという方が主流ではないでしょうか。
■【自宅で管理】携帯用空気入れ(エアコンプレッサー)
「たかだか空気圧チェックのために、いちいちどこかに出掛けるなんてバカバカしい!」
「人と話すのが怖すぎる。自分でなんとかしたい……」
という方には、携帯用空気入れをオススメします。
今や性能の良い充電式電動空気入れがショッピングサイトにて1万円以下で購入できます。クルマのタイヤだけでなく自転車や浮き輪にも使えるので、最も融通の利く選択でしょう。
レジャーであちこち出掛ける方や空気入れが活躍する機会が多い方にオススメです。
セルフで簡単!タイヤ空気入れの使い方
では、セルフスタンドでの空気圧チェックの方法をお伝えします。
確認するステップは大きく分けて4つのステップで完了します。
車両指定空気圧を確認
キャップを外してノズルを接続
空気圧の調整
キャップを忘れず締める
簡単な作業ですが、初めて自分でやるときはそれなりに緊張すると思います。
焦らず、確実に作業を行いましょう。
また、空気入れには2種類のタイプがあるのでそれぞれの特長も解説します。
種類や特徴はちがっても、作業ステップは変わらないのでご安心ください。
■ セルフでの空気入れ4つの手順
①適正空気圧を確認
クルマにはそれぞれ、「適正な空気圧」が設定されています。多くの場合は運転席側のドアを開けると、ステップの部分にシールが貼ってあります。そこに、適正空気圧が書いてあります。または給油口の裏か、最も確実なのはクルマの説明書を確認することです。
デジタル式のものは、先に車両指定空気圧をセットしておきます。
②キャップを外してノズルを接続
入れるべき空気圧を確認したら、タイヤのバルブキャップを開けます。するとバルブが出てきます。一気に4つ分開けるのではなく、1つずつ開けましょう。その後、空気入れのノズルをグッと押し込んで接続します。
接続できたら、デジタルの空気入れの場合は何らかの音が鳴り、持ち運び式のものは空気圧ゲージがピンと動きます。
③空気圧の調整
適正空気圧になるように、空気を足すか、減圧して調節しましょう。
空気入れの種類によって、入れ方があるのでわからない場合は空気入れに書いてある説明を読むか、店員さんに聞いてみましょう。
④キャップを忘れず締める
忘れてはならないのがキャップ。キャップを必ず締めましょう。
開けっ放しにすると水やゴミが混入し、最悪の場合タイヤが使えなくなります。
また、うっかり失くしてしまった場合はすぐにカー用品店や(あれば)ガソリンスタンドで購入しましょう。
■ 空気入れのタイプ別・使い方の違い
エアタンク型
銀色の球体型が多いです。持ち運びできるのが特徴で、クルマを移動させなくてよいのが便利です。「+」と「-」の2つのボタンがあり、「+」は空気を入れる、「-」は空気を抜く機能を持っています。または二種類のトリガーやボタンが付いたタイプもあります。これらのボタンを使って空気圧を調整します。
据え置き型(デジタル式・ダイヤル式)
地面に固定されているタイプです。怪力の無法者以外は持ち運びができませんが、空気圧を先に設定することで、充填機が勝手に空気を差し引きしてくれるのが便利です。空気圧がデジタル表記されている場合や、メーター付きのダイヤル調整式の場合もあります。
■ やりがちな失敗と注意点
簡単な作業ですが、結構やりがちな失敗もあるので注意しましょう。
①空気の入れすぎ/不足
入れるべき空気圧をチェックせず、当てずっぽうにやるといいことはありません。
また、ゲージを見間違えたりする場合も考えられます。焦らず、確実な作業を心がけましょう。
②ノズルの接続不良による空気漏れ
ノズルをうまく接続できないと、空気圧の調整どころかエアが抜けていく一方になってしまいます。
③キャップの締め忘れ
空気圧調整を無事終えると、つい気が緩んでしまって、キャップの存在を忘れてしまうかもしれません。また、小さいパーツなので作業中に足で蹴飛ばしてしまう可能性も考えられます。忘れず、なくさないように注意しましょう。
なぜタイヤの空気圧チェックは必要なのか?
タイヤの空気は、特に何もしていなくても少しずつ減っていきます。これは、タイヤに使われているゴムがわずかに空気を通す性質を持っているためで、一般的には1か月でおよそ5〜10%ほど空気圧が低下するとされています。
空気圧が適正でないと、タイヤ本来の性能を十分に発揮できなくなります。特に空気圧が不足すると、タイヤが過度にたわんで転がり抵抗が大きくなり、燃費が悪化します。また、空気圧の管理を怠るとパンクの発見が遅れ、走行中の安定性を損なう危険もあります
空気圧の状態はタイヤの寿命にも大きく影響します。車にはそれぞれ適正な空気圧が指定されていますが、それを下回ったり超えたりすると、タイヤの摩耗が偏って進み、寿命を縮めてしまいます。
■ 空気圧が高い(入れすぎた)場合の問題点
タイヤの空気圧が高すぎると、路面との接地面が中央部分に集中しやすくなり、トレッドセンター部だけが先に摩耗してしまいます。その結果、タイヤ全体の寿命を早める原因となります。一方で、タイヤの変形が少なくなり接地面積が減るため、転がり抵抗が小さくなって燃費が向上するという意見もあります。しかし、実際にはタイヤの寿命を犠牲にしてまで得られるほどの燃費改善効果は期待できません。
さらに、外部からの衝撃や障害物によるダメージを受けやすくなります。段差を越えたり、道路上の異物に乗り上げたりした際に、タイヤの表面に切り傷や擦り傷がついたり、内部の骨格であるタイヤコードが切断されたりする危険があります。
タイヤのクッション性が低下して乗り心地にも悪影響を及ぼします。路面の凹凸や段差による衝撃がダイレクトに車内へ伝わりやすくなり、ゴツゴツとした硬い乗り味になります。
自分の車に合った「指定空気圧」の確認方法
空気圧が過不足すると色々不都合が発生することを解説しましたが、基準となる数値はどこで確認できるのでしょうか。
■「指定空気圧」はどこで確認する?
多くの車では、運転席側のドアを開けた部分に車両指定空気圧の表示があります。もし見つからない場合は、給油口の蓋裏を確認してみるか、それでもなければ取扱説明書などで確認するとよいでしょう。
異なる銘柄でも、基本的には車両指定空気圧でOKです。ただランフラットタイヤやインチアップ・ダウンした場合は新しいタイヤの推奨値に合わせてください。どうしてもわからない場合は、カー用品店や整備工場で調べてもらうとよいでしょう。
※純正とは異なるサイズのタイヤを装着している場合は、適正な空気圧が変わることがありますので、事前に確認しておく必要があります。※空気圧の単位は「kPa(キロパスカル)」で示されています。
タイヤの空気圧をチェックする頻度とタイミング
空気圧をチェックする頻度はどれくらいが目安でしょうか。また正しいタイミングもあるので、併せて紹介します。
■ 空気圧チェックは「月1回」が基本の目安
基本的には「月に1回」のチェックが推奨されています。理由は、タイヤの空気は何もしてなくても少しずつ減っていくものだからです。マメにチェックしておくと、空気圧の他にもタイヤの異常(ひび割れや異物が刺さっているなど)を察知できる機会になるので、事故の予防にも繋がります。
タイヤが温まっている状態では、内部の空気が膨張してしまうため、正確な空気圧を測定することができません。一般的に、気温が10℃上がると、タイヤの空気圧は約10kPa上昇します。そのため、空気圧を正確に測りたい場合は、運転前や、朝晩など気温が低い時間帯に行うのが理想的です。空気圧計を用意し自宅で走行前の測定も効果的です。
■ 特に点検が必要になる3つのタイミング
タイミング01|長距離ドライブや高速道路を利用する際
高速走行時はタイヤの温度が上がり、空気圧の変化が激しくなります。当然パンクやバーストのリスクが高くなりますが、長距離旅行や高速道路上のトラブルは精神的にも安全面でも良くない傾向があります。予防の意味でチェックをしておきましょう。
タイミング02|季節の変わり目
空気圧は外気温の変化によっても変動します。乗ってなくても影響があるので、月に1回チェックができてないなら、是非チェックしておきましょう。
タイミング03|タイヤ交換時
スタッドレスタイヤやノーマルタイヤへ交換する際には、タイヤに合った空気圧に調整すること。特にスタッドレスタイヤはゴムが柔らかいため、適正な空気圧を維持することが重要です。
よくある質問
Q. ガソリンスタンドで空気を入れてくれますか?
はい。フルサービスでは、給油時に店員へ空気圧チェックと補充を依頼すれば完了です。指定空気圧を伝えるため、事前に確認しておきましょう。セルフスタンドでは、自分で空気入れを使って作業します。空気入れは給油機とは別の場所に置かれていることが多く、使い方が分からない場合はスタッフに相談すれば手伝ってもらえることもあります。
Q. ガソリンスタンドで空気だけを入れるといくらかかりますか?
ほとんどのガソリンスタンドでは、タイヤの空気圧調整を無料で利用できます。ただし、一部の店舗では有料となる場合もあり、その料金はおおむね100円〜300円ほどです。店舗ごとに対応が異なるかもしれませんので、料金が不明の場合は予め確認するとよいでしょう。セルフサービスのスタンドでは、自分で作業するため無料のケースがほとんどですが、フルサービスの場合でも給油時などにスタッフへ依頼すれば、無料で対応してもらえることが多いです。
まとめ
タイヤの空気圧チェックは、車の安全・快適な走行を維持するための最も基本的で重要なメンテナンスです。空気は自然に少しずつ抜けていくため、何もしていなくても1か月で5〜10%ほど低下します。空気圧が適正でないと燃費の悪化や乗り心地の低下、さらにはパンクやバーストのリスクを高めてしまいます。
空気圧のチェックや補充は、ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどで手軽に行えます。多くの店舗では無料で利用できるため、気づいた時にこまめに確認しておくと安心です。セルフスタンドでも、手順を覚えれば簡単に自分で作業できます。
チェックの目安は「月に1回」。特に長距離走行や季節の変わり目、タイヤ交換のタイミングでは忘れずに確認しましょう。指定空気圧は運転席ドアの内側などに表示されていますので、事前に確認しておくことが大切です。
日々のドライブを安全・快適に楽しむために、タイヤの空気圧管理を「習慣」にしてみてください。
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